2025年9月17日水曜日

【読了】世界をすこしだけよくする3つの提案


2022年にリリースされた本書だが、「世界を少しだけ良くする」というテーマで3つの提案というより、私たちが取り組むべき行動について書かれてある。(1)歴史の漫画やアニメを一気読みする、(2)身の周りに少しずつ影響力を出す、(3)利他の精神で生きる、という3つである。すぐできそうに見えて意外と難しいものである。私は昨年、小学生用の日本の歴史の漫画を古代から現代まで時間をかけて読んだが、途中で何度も止めそうになった。それだけ歴史を追っていくのは難しいということであろう。また、身の回りに少しずつ影響力を出すというのは、ともすればコントロール=支配に結びつき、やがて支配欲の形成と増強につながる危険性もあるため、これもなかなか難しいものである。最後に利他の精神とはすなわち自分と周りを分け隔てなく考え、他人のために尽くすということである。これも現代の世の中で特にビジネスにまみれた人間には空虚に響くことかもしれないが、そのような態度を持って生きるのは単なる美徳ではなく、ますます大事にされることだと思う。私が考えたのは歴史的なコンテストで自分を見つめ直し、自分と他者を良くする行動が世界を良くするのではないかということである。別に歴史に名を残すということではなく、歴史の中にその文脈の上に立っている自分というのを意識して、そこから未来の世代まで考えて日々の言動を意識するということではないか? 私たちは同じ歴史の中の登場人物であるから、私たちを将来語る子孫のために、少しだけでも世界が明るくなったと言ってもらえるような生き方をするのが必要だと私も同様に感じる。

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